
2023.3.24
4月1日、文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第22号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第22号が4月1日に刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「幽玄なるもの」というテーマで、日本の芸術、美観をつくりあげる元となった、目に見えぬものの捉え方を追求します。
表紙と〈巻頭〉の「一点を追う」では、平野遼画の《森林》を取り上げます。2023年3月7日(火)-6月24日(土)まで開催予定の「色彩のフーガ」展、執行尾草舟コレクション/戸嶋靖昌記念館展示場にて、同作品がご覧頂けます。
「創造者たち」のコーナーでは、折口信夫についてご紹介、また今回の〈寄稿〉「私の眼」では、上智大学の学芸員過程の実習でご来館された、三原黎香氏による戸嶋靖昌の彫刻作品≪トルソへ≫に寄せた才能きらめく文を掲載しています。なお三原氏は、上智大学の学生記者クラブに所属され、同大卒の執行真由美副館長に取材し、記事を書いてくださいました。上智学生記者クラブ通信の記事はこちら
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第22号
2023.3.11
2023年4月初旬に、ウナムーノの先達、激しい生涯を生きた『ラーラー愛と死の狭間にー』(執行草舟まえがき・推薦帯付、安倍三﨑訳)伝記・初訳書が法政大学出版局より刊行されます。
『ラーラ―愛と死の狭間に』(法政大学出版社刊)と題し、スペイン最初のジャーナリスト、マリアーノ・ホセ・デ・ラーラ(1809-1837)の生涯と作品を日本で初めて紹介する独自編集・初訳本が2023年4月上旬に刊行されます。執行草舟によるまえがき、推薦付、安倍三﨑による翻訳。
スペイン最初のジャーナリストともいわれる急進的自由主義者ラーラ(1809–1837)。ウナムーノを始めとする憂国の哲学・思想を形成した知識人たちにとって象徴的存在として大きな影響を与えたラーラは、フランス革命・ナポレオン軍による侵略を受けた戦火のスペインに生まれます。
既成概念の崩壊していく激動のスペイン国家をより良くしようと、政治、文化、メンタリティの遅れを激烈な風刺で批判、国民を啓発しようとペンの剣で戦います。その後、政権争いに巻き込まれ、不倫の恋にも破れ、27歳でピストル自殺、のちのスペイン文学を決定づけます。
ラーラの目指すもの、そしてその影響下にいるスペインの哲学者たちの目指すものは「霊性文明」に限りなく近い。だからこそ、スペイン哲学が未来への懸橋と成りうるのだ。―― 執行草舟
【目次】
訳者にかわって【執行草舟】
ゴヤの孫娘ロサリオ・ワイス・ソリーリャによる画、
1837年頃の最晩年のラーラ肖像
『ラーラ―愛と死の狭間に』
2023年4月初~中旬発売予定 法政大学出版局刊
マリアーノ・ホセ・デ・ラーラ 著、安倍三﨑 訳
¥2,970(税込予価) 456ページ
ISBN:978-4-588-01154-2
◇ 書籍の詳細ご案内PDFはこちら
2023.1.28
2月1日、文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第21号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第21号が2月1日に刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、逃げゆく色彩を目で捉えるとはいかなることか、宇宙の次元から地球の三次元、また絵画の二次元にいかに落とし込むかということについて思索します。同テーマについては、2023年3月7日(火)-6月24日(土)まで開催予定の「色彩のフーガ」展中で、実際の作品をご鑑賞頂けます。
表紙と〈巻頭〉の「一点を追う」では、安田靫彦画の《紅梅》を取り上げます。「創造者たち」のコーナーでは、サルバドール・ダリについてご紹介、また今回の〈寄稿〉「私の眼」では、二十代の小坂萌氏による戸嶋靖昌画≪Crepúsculo―黄昏-≫へ捧げた瑞々しい寄稿文と和歌を掲載しています。
現在、好評開催中の「流体の美学」展(2022年10月11日-2023年2月28日)。未公開の新たに所蔵となったコシノジュンコ氏の作品や伊勢神宮荒木田氏の書ほか、暗黒流体を感じさせる展示へもぜひお運びください。3月からはARTIS21号のテーマ「色彩のフーガ」展もお楽しみに。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第21号
2023.1.28
2023年3月7日-6月24日の会期で、「色彩のフーガ」展が開催されます。
〈愛だけが…〉部分 八反田友則 画
色彩はフーガ―遁走曲のごとく、捉えられそうになると、手をすりぬけて疾走する。不可思議な色彩の魔術によって、見えないものは見える世界へと、また見えるものは見えない世界へと誘われる。洋画家 八反田友則がスペインの哲学者ウナムーノの瞑想詩『ベラスケスのキリスト』(監訳 執行草舟)から着想した未公開の幻想的な油彩画ほか、平野遼や広瀬功、戸嶋靖昌などの代表的な作品も多く展示します。
〈ドイツ風景―塔のある風景〉平野遼 画
会期:2023年3月7日(火)~2023年6月24日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
戸嶋靖昌記念館
(要予約 03-3511-8162)
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2022.12.21
2023年1月末に、実業之日本社より『人生のロゴス―私を創った言葉たち』(執行草舟著)発売予定です。
『人生のロゴス』(実業之日本社刊)と題し、執行草舟による新刊が、2023月1月末に発売されます。(¥2,750(税込予価) ISBN:978-4-408-65039-5、四六判432ページ)
執行草舟公式Webサイトで三年間に亘り、「草舟座右銘」として偉人たちの言葉を紹介、人生上の出会いや意義を綴った短文とともに、毎週一回更新してきました。
この「草舟座右銘」の内容が一冊の本として纏まり、一点一点手描きで起こした偉人たちのイラスト(高田典子 画)を添えた豪華本として刊行されます。インターネット上の187人分の言葉に加え、本には新たに3つの座右銘が追加されています。まさに座右の書としてお手元に一冊おいて頂き、何度も繰り返し味わって読んで頂ける内容となっています。執行草舟の人生そのものと著者自身がまえがきで述べた『人生のロゴス』―――― ぜひ年改まる2023年1月末、お手に取ってみて下さい。
本書は、六十年以上に亘って呻吟し慟哭し続けた私の魂が求めたものの記録である。形にすれば、それは一冊の本だが、この中には私の一生涯の苦悩と涙と喜びが詰まっている。―― 執行草舟
『人生のロゴス』本文サンプル 上下ともに高田典子 画
中扉 執行草舟イラスト
2022.11.24
12月1日、文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第20号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第20号が12月1日に刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「音楽と時間」というテーマで、音楽と時の流れ、生命との相関関係についてを思索します。
表紙と〈巻頭〉の「一点を追う」では、山口長男画の《作品》を取り上げます。「創造者たち」のコーナーでは、臨済宗の禅僧 山本玄峰についてご紹介、また今回の〈寄稿〉「私の眼」では、ピアニスト本尾かおる氏による戸嶋靖昌画≪受難―Pasión―≫へ捧げた、高貴な音楽性あふれる寄稿文を掲載しています。
現在、好評開催中の「流体の美学」展(2022年10月11日-2023年1月28日)。未公開の新たに所蔵となったコシノジュンコ氏の作品や伊勢神宮荒木田氏の書ほか、暗黒流体を感じさせる展示へもぜひお運びください。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第20号
2022.11.11
この度、You tubeにて「執行草舟チャンネル」が開設されました!
You tube 執行草舟チャンネル
この度、You tube にて「執行草舟チャンネル」が開設されました。記念すべき第一回目の動画は、「やる気と菌食について」です。弊社のお客様からのお声やご質問等を始め、菌や腸内細菌の魅力、執行草舟がこの事業を始めたきっかけなどをインタビューし、これから不定期で配信していきます。是非、チャンネル登録とグッドボタンをお願い致します!また、執行草舟への質問や、今後取りあげて欲しい内容なども是非、コメント欄へご記入下さい。
2022.11.1
【10/29対談動画公開】卒寿記念 竹本忠雄氏×執行草舟対談「〈美しい星〉いずこへ?—― 霊性文化の復興 世界と日本」於 一般社団法人 倫理研究所
イメージ写真:撮影 廣田勇介
この度、日本とフランスを橋にかけ活躍する文芸評論家・講演家 竹本忠雄氏と著述家・実業家であり弊社社長の執行草舟が、2022年10月29日(土)14時~17時予定で、一般社団法人 倫理研究所 紀尾井町本部にて「〈美しい星〉いずこへ?—― 霊性文化の復興 世界と日本」と題した対談を行ないます。一度、7月23日に予定されていた当対談ですが、竹本忠雄氏の骨折入院により延期となっておりました。この度、無事、ご快復されましたので、対談開催の日時が決定となりました。
竹本忠雄氏と執行草舟の出会いは、2020年11月25日に開催された「憂国忌50周年」にて、竹本氏が祭主を務められ、執行草舟が式典に参加した機にさかのぼります。かねてより『ノストラダムスコード』『マルローとの対話』(竹本忠雄著)を始めとする著作の愛読者であった執行は、この出会いをきっかけに竹本氏と深い親交を結び、2022年3月には靖國神社にて「戦う僕ら小国民」鎮魂顕彰祭を共同で開催しました。またその後も、2022年4月には竹本氏による『未知よりの薔薇』出版記念講演会にも参加・協力しています。
竹本氏は今年90歳を迎えられ、その卒寿を記念して霊性文化の復興をテーマに、世界と日本に対しメッセージを伝えたいと、執行草舟との対談を企画・実現することになりました。倫理研究所にて、この記念すべき対談「〈美しい星〉いずこへ?—― 霊性文化の復興 世界と日本」が開催されます。7月23日(土)の時点でお申込みいただき、会場の参加に当選された方を優先して、お申込み頂けるようにいたします。キャンセル枠などが生じましたら、当ホームページ等で、追加申込などの応募をさせて頂きます。
※対談は無事終了いたしました。当日の様子は以下のオンライン視聴用URLからご覧いただけます。
◆ 対談四部構成
Ⅰ:パリ・東京 憂国の絆
Ⅱ:草舟「超葉隠論」と聖ベルナール「新騎士道論」
Ⅲ:「霊性復興なくして二十一世紀なし」ーアンドレ・マルロー
Ⅳ:禅芸術と「破れ」のコスモゴニー
【竹本忠雄×執行草舟 対談「〈美しい星〉いずこへ?—― 霊性文化の復興 世界と日本」】
オンライン視聴用のURLは以下となります。
https://vimeo.com/765555229/f9fee9d562
日時:2022年10月29日(土)14:00-17:00 予定
場所:倫理研究所 紀尾井町本部
〒102-8561 東京都千代田区紀尾井町4-5
※コロナの感染対策ならびに混雑しないゆとりある席順とし、人数制限は100名となります。
オンラインでの講義視聴可
参加費:無料(会場参加・オンラインともに)
◆上記講演会に関するお問い合わせは、戸嶋靖昌記念館事務局 03-3511-8162 まで。
卒寿記念対談、無事終了しました!竹本先生、90歳の卒寿誠におめでとうございました。
竹本忠雄氏:右、執行草舟:左
2022.10.8
田村潤×執行草舟共著『やる気の正体』、ビジネス社より10月下旬発売予定です。
この度、『やる気の正体』(ビジネス社刊)と題し、元キリンビール副社長田村潤氏と執行草舟による共著が、10月下旬に新刊として発売されます。(¥1,650(税込予価) ISBN:978-4-828-42457-6、224ページ)東京大学をはじめとする日本の大学教授や一流企業の経営者など、多分野の有識者が出演する教養メディア10mTVオピニオンで対談した二人。
「真のやる気とはなにか」 「自信について」と題した番組が好評を博し、この対談の内容に加え、それぞれ田村潤氏には「幸せと業績向上」について、執行草舟には「よく生きるとは」という切り口で新たにインタビューした内容も収録。ビジネスや人生に悩む方へ向けたバイブルとして、持ち運びし易いコンパクトなサイズで、内容がぐっと凝縮された一冊が発売されます。
人間はどうすればやる気を高め、成果を上げられるのか。自信を持って事に当たるのは正しいのか。
ビジネスで苦難を突破した2人が仕事と人生の哲学を語り尽くす。
第1章 幸せと業績向上を両立する仕事術―――田村潤
第2章 真のやる気とは何か―――執行草舟・田村潤
第3章 自信について―――執行草舟・田村潤
第4章 よく生きるとは何か―――執行草舟
【プロフィール】
田村潤
1950年、東京生まれ。元キリンビール株式会社代表取締役副社長。成城大学経済学部卒。1995年に支店長として高知に赴任したのち、四国地区本部長、東海地区本部長を経て、2007年に代表取締役副社長兼営業本部長に就任。2009年、キリンビールのシェアの首位奪回を実現した。2011年より100年プランニング代表。著書に『キリンビール高知支店の奇跡』(講談社+α新書)、『負けグセ社員たちを「戦う集団」に変えるたった1つの方法』(PHP研究所)、『人生に奇跡を起こす営業のやり方』(共著・PHP新書)などがある。
執行草舟
1950年、東京生まれ。立教大学法学部卒業。著述家、実業家。独自の生命論に基づく生き方を提唱・実践。また美術事業も展開し、執行草舟コレクション主宰、戸嶋靖昌記念館館長を務める。著書に『生くる』『友よ』『根源へ』『脱人間論』(以上、講談社)、『孤高のリアリズム』『生命の理念』(以上、講談社エディトリアル)、『「憧れ」の思想』『おゝポポイ!』『現代の考察』『悲願へ』(以上、PHP研究所)、『超葉隠論』『日本の美学』(以上、実業之日本社)、『成功に価値は無い!』(ビジネス社)などがある。
田村潤(左)執行草舟(右)
『やる気の正体』
2022年10月下旬発売予定 ビジネス社
執行草舟 著
¥1,650(税込) 256ページ
ISBN:978-4-8284-2457-6
2022.9.17
10月11日(火)より、「流体の美学」展 ~2023年1月28(土)が開催されます。
「流体」とはいかなるものか――。宇宙の負のエネルギーであるダーク・マターを生み出す暗黒流体(ダーク・フリューィド)なる存在が、いかに芸術に表わされるのか、執行草舟コレクションを代表する数々の作品から、その大いなる謎に迫ります。新しく所蔵されたコシノジュンコ氏の作品、伊勢内宮禰宜 荒木田氏、高橋泥舟の書を始め、いのちの奔流をコレクション作品から、ぜひご体感ください。
コシノジュンコ画
〈摩利支尊天〉部分 高橋泥舟書
「流体の美学」展
会期:2022年10月11日(火)~2023年1月28日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
戸嶋靖昌記念館
(要予約 03-3511-8162)
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2022.9.14
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第19号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第19号が10月1日に刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「流体の美学」というテーマで、宇宙の負のエネルギーである、ダーク・マター、ダーク・フリューィドといった暗黒流体なる存在がいかに芸術に表わされるのかを思索します。
表紙と〈巻頭〉の「一点を追う」では、コシノジュンコ画の《無題》を取り上げます。「創造者たち」のコーナーでは、伊勢内宮禰宜の荒木田氏についてご紹介、また今回の〈寄稿〉「私の眼」では、竹本忠雄氏による≪神武天皇日向御進発≫(安田靫彦画)に寄せた、新たなる出発を予感させる文をご紹介します。
現在開催中の展覧会「Sur life-生命のイマージュ」は当初9月24日(土)までの会期でしたが、ご好評につき一週間延長し10月1日(土)までとなります。
その後、展示替え期間の10月2日(日)から10月10日(月)までは閉館となり、10月11日(火)からはARTIS19号の主題となる「流体の美学」展(2022年10月11日-2023年1月28日)を開催いたします。未公開の新たに所蔵となったコシノジュンコ氏の作品や伊勢神宮荒木田氏の書ほか、暗黒流体を感じさせる展示へもぜひお運びください。開催内容につきましては追ってホームページ、展覧会ご案内葉書などでお知らせさせて頂きます。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第19号
2022.7.28
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第18号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第18号が8月2日に刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「無形なるもの」というテーマで、形の領域を超えた形である芸術とはいかなるものか語ります。
表紙と〈巻頭〉の「一点を追う」では、八反田友則画の《水浴》を取り上げます。「創造者たち」のコーナーでは、高村光太郎についてご紹介、また今回の〈寄稿〉「私の眼」では、明治大学名誉教授の立野正裕氏による素晴らしい写真・文をお届けします。
新しい展覧会「Sur life-生命のイマージュ」は(2022年6月21日-2022年9月24日)も引き続き、好評開催中。執行草舟コレクションを代表する洋画家 戸嶋靖昌、新進気鋭の画家 石田淳一の二人の芸術に焦点を当てて展示していますので、ぜひお運びください。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第18号
2022.5.24
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第17号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第17号が6月1日に刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「Sur lifeー生命のイマージュ」というテーマで、肖像画も静物画も二分しない、新しい時代に向けた芸術表現を模索します。文明と密接に関係している芸術――。これからの動向はいかなるものか語ります。
表紙と〈巻頭〉の「一点を追う」では、石田淳一画の《肖像》を取り上げます。また、「創造者たち」のコーナーでは、ジョン・マーティンについてご紹介します。
新しい展覧会「Sur life-生命のイマージュ」は(2022年6月21日-2022年9月24日)では、今回のARTIS17号で同題として扱ったテーマを展覧会でも実施します。執行草舟コレクションを代表する洋画家 戸嶋靖昌、新進気鋭の画家 石田淳一の二人の芸術に焦点を当てて展示します。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第17号
2022.5.24
「Sur life-生命のイマージュ」展、6月21日より開催されます。
Sur life ――。肖像画も静物画も二分しない、新しい時代に向けた「生命のイマージュ」。執行草舟コレクションを代表する洋画家 戸嶋靖昌、新進気鋭の画家 石田淳一の二人の芸術から、人物と物質、静物と生命を融合させた、超越的な表現に焦点を当てて展示します。
〈群青劇-emmaus〉 石田淳一画・撮影アトリエにて
〈エヴァの願い〉戸嶋靖昌画
「Sur life-生命のイマージュ」展
会期:2022年6月21日(火)~2022年9月24日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
戸嶋靖昌記念館
(要予約 03-3511-8162)
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2022.3.15
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第16号(4/1刊行予定)が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第16号が4月1日に刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「春の夢影」というテーマで、いのちの痕跡としての芸術を思索します。春の季節にその「夢」と「影」を見る、日本人独特の「もののあはれ」という美の捉え方に迫ります。
表紙と〈巻頭〉の「一点を追う」では、平野遼作の《蝶》を取り上げます。また、「創造者たち」のコーナーでは、歌人・佐佐木信綱についてご紹介します。
新しい展覧会「春の夢影―あはれなるもの」は(2022年4月5日-2022年6月11日)では、安田靫彦、南天棒を始め、日本人の美と死の感性を表現している作品を多く展示します。ぜひ展覧会も合わせてご鑑賞頂けましたら幸いに存じます。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第16号
2022.3.11
「春の夢影―あはれなるもの」展、4月5日より開催されます。
あはれなるものは夢――。花咲く春に、その儚さが影となり忍び寄る。散りゆく生命に美を見出す日本独自の世界観とその武士道的生き方を、安田靫彦、菊池契月、中原南天棒を始めとする珠玉の執行草舟コレクションから展示します。また生死をその画布に籠めた洋画家 戸嶋靖昌の作品は常設展示となります。
〈酔美花〉中原南天棒
〈阿呼詠詩〉安田靫彦
「春の夢影―あはれなるもの」展
会期:2022年4月5日(火)~2022年6月11日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
戸嶋靖昌記念館
(要予約 03-3511-8162)
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2022.1.25
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第15号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第15号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「実存と芸術」というテーマで、人間存在に対する問いかけと、その探求を表わすものとしての芸術を思索します。
表紙と〈巻頭〉の「一点を追う」では、岡本太郎作の《黒い太陽》を取り上げます。また、「創造者たち」のコーナーでは、所蔵作家のひとりであるフランスの彫刻家でありロダンの弟子のブールデルについてご紹介します。
現在の展覧会「宇宙―Cosmosより展」は(2021年12月14日-2022年3月26日)平野遼の珍しい大型作品が多数見られる展示となっています。
また今回のARTIS15号で〈私の眼〉に寄稿頂いた画家の豊崎旺子氏による新しい所蔵作品など、未公開作品が多数展示されています。ぜひ展覧会も合わせてご鑑賞頂けましたら幸いに存じます。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第15号
2021.11.27
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第14号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第14号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「宇宙の呼吸」というテーマで、宇宙と人間の相関関係における芸術について思索します。〈創造者たち〉のコーナーでは、弊館所蔵作家のひとり岡本太郎について取り上げ、自由企画〈いま、ここで〉では「愛」を「破れの幾何学」として考察します。
現在の展覧会「呪(JYU)の心展」も会期あと残すところわずかとなり、12月14日からは新たな展示「宇宙ーCosmosより」展(2021年12月14日-2022年3月26日)が始まります。未公開の平野遼の幻想的な大型作品など多数展示されます。今回のARTISのテーマと関連した展覧会ですので、合わせてぜひご鑑賞頂けましたら幸いに存じます。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第14号
2021.11.24
「宇宙―COSMOSより」展、12月14日より開催されます。
創造と破壊をくりかえし、永遠の変転流転の渦を生み出している宇宙―COSMOS。芸術を生み出すものたちは闇を見つめ、彼方より放射される生命の本源エネルギーを目の前の作品にぶつけていく。新しい年を迎える胎動とともに、平野遼の初公開の大型作品を始め、珠玉のコレクションを展示します。
平野遼 画
〈薔薇〉林武
「宇宙―COSMOSより」展
会期:2021年12月14日(火)~2022年3月26日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
戸嶋靖昌記念館
(要予約 03-3511-8162)
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2021.10.28
呪(JYU)の心展、コシノジュンコ氏がご来館されました。
好評開催中の「呪(JYU)の心」展に、コシノジュンコ氏がご来館されました。今回の展示では白隠慧鶴の書画や山口長男の絵画とコシノジュンコ氏の作品が多く飾られており、執行草舟コレクションを貫く通奏低音とともに、じっくりとご鑑賞頂きました。
また、写真家の鈴木弘之氏も一緒にご来館され、写真の枠を超えた氏の作品と絵画との組み合わせを楽しまれていました。本展覧会は12月4日(土)までの会期となり、まだまだ続きます。まだ展覧会場にお運び頂けていない方は、心よりご来館をお待ちしております。事前に電話にてご予約のほどお願いいたします。
【呪(JYU)の心展】
会期:2021年10月5日(火)~2021年12月4日(土)
藝術作品には独特の力がある。「呪物」(じゅぶつ)と呼ばれる、物に込められた人の祈りであり、天への捧げものとしての「昇華」の形が芸術と言えましょう。白隠慧鶴、出口王仁三郎、戸嶋靖昌、コシノジュンコの作品を始めとし、人間の変わらぬ願いと、燃えるいのちの焔を展覧します。
白隠慧鶴の書とコシノジュンコ氏 撮影:戸嶋靖昌記念館
コシノジュンコ氏と館長 執行草舟
コシノ氏による絵画作品の前で
撮影:鈴木弘之氏
2021.9.15
「呪(JYU)の心」展、10月5日(火)より開催されます。
藝術作品には独特の力がある。「呪物」(じゅぶつ)と呼ばれる、物に込められた人の祈りであり、天への捧げものとしての「昇華」の形が芸術と言えましょう。白隠慧鶴、出口王仁三郎、戸嶋靖昌、コシノジュンコの作品を始めとし、人間の変わらぬ願いと、燃えるいのちの焔を展覧します。
〈朝吸木蘭之墜露 夕贄秋菊之落英〉
伝 菅原道真 部分
コシノジュンコ画
「呪(JYU)の心」展
会期:2021年10月5日(月)~2021年12月4日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
戸嶋靖昌記念館
(要予約 03-3511-8162)
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2021.9.15
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第13号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第12号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「呪(じゅ)の心」というテーマで、芸術がもともと「人間よりも大きな存在に捧げられたものである」という真の芸術の意味を探る号となります。〈創造者たち〉のコーナーでは、写真家土門拳の鬼気迫る、芸術に捧げられた人生を紹介、またコシノジュンコの絵画の呪物性などもインタビュー、自由企画の中で思索します。
執行草舟コレクションの展覧会「呪(JYU)の心展」(会期:2021年10月5日~12月4日)と合わせたテーマで、芸術のもつ独特の力である「呪力」(じゅりょく)を感じる作品を展示します。物に込められた祈り、天への捧げものとしての「昇華」の形を、白隠慧鶴、出口王仁三郎、戸嶋靖昌、また新たにコレクションに所蔵されたコシノジュンコの絵画など、初公開の作品も合わせて展覧します。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第13号
2021.7.27
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第12号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第12号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「静と動」というテーマで、躍動するものによってなされる芸術についてを思索します。
執行草舟コレクションの展覧会「静と動展」(会期:2021年7月5日~9月25日)と合わせたテーマで、静のただ中にある動、動かぬものが動くものをなすという、激動するものを静となす芸術をご紹介しています。この生命の痕跡としての芸術を為す洋画家 山口長男、戸嶋靖昌、石田淳一、写真家 立原学を中心に、その他未公開作品も多く展示します。本展覧会へもぜひお運び頂けましたら幸いです。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第12号
2021.7.20
現代の「サムライ」執行草舟が二冊の武士道に関する著書『超葉隠論』(実業之日本社刊)と『成功に価値は無い!』(ビジネス社刊)を同時期販売決定!
武士道の神髄である「葉隠」に真正面からぶつかった思想書『超葉隠論』 と武士道の生き方から人生のさまざまな悩みに答えた64問答を収録した若者向けの『成功に価値は無い!』が、2021年8月上旬の同時期に発売となります。この武士道に関する新刊二冊の出版を記念して、博多の歴女 白駒妃登美と著者の執行草舟が、それぞれの本の読み方ガイドとなる豪華対談を行いました!
全5回の動画をぜひお楽しみください。お忙しい方は、対談のエッセンスを一つに纏めたダイジェスト版をどうぞご覧ください。
2021.6.30
2021年7月下旬、『メリトクラシー』(講談社エディトリアル、マイケル・ヤング著、解説:執行草舟)が待望の復刊!
イギリス人の社会学者 マイケル・ヤングによって1958年に著され、当時の英国でベストセラー、七か国語にも翻訳された名著『メリトクラシー』が、この度講談社エディトリアルから復刊されることとなり、執行草舟の解説も収録して装い新たに2021年7月下旬に発売されます。(¥2,273(税別予価)ISBN: 978-4-86-677089-5、280ページ)
「メリトクラシー」という言葉は、「能力主義」「実力主義」とも言い換えられますが、この概念を社会現象として初めて社会学的に説明し、著作物として発表したのが、マイケル・ヤングです。この概念を通じて、民主主義の根幹をなす平等と能力主義のもつ美徳と悪徳、その本質をえぐり出す名著が約40年を経て復刊されることとなります。
これからの文明を生き抜く真の能力主義とは?―――現代社会にも通ずる問いを、『メリトクラシー』の読書を通じて、ぜひ思索してみてください。
帯文:
「本書は確かに古い。(中略)まだ第二次大戦後の戦後民主主義の出発の時代の書物である。だからこそ、著者はその将来に本質的な夢を感じ、またその本質的悪徳に気づいていたに違いない。民主主義の『初心』が本書を生み出したと言っても過言ではない。いま我々は初心に戻らなければならない。そうしなければ現代人は、もう未来を創る能力を失うだろう。」 ――― 執行草舟「解説―復刊に寄せて」より
著者プロフィール:
マイケル・ヤング(1915-2002)。イギリスの社会学者、社会活動家、政治家。ダーティントン男爵の称号を持ち、「メリトクラシー(能力主義、業績主義)」という造語の発明者として知られる。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで経済学を学び、のちに法廷弁護士の資格も取得。1945年の総選挙の際に労働党のマニフェスト「未来に立ち向かおう(Let Us Face the Future)」を起草し、クレメント・アトリー率いる労働党政権誕生の一翼を担った。政権の職位を辞してからは消費者組合、オープン大学、社会起業家養成学校など多数の組織を設立して社会改革に取り組むとともに、教育の分野ではチャーチル・カレッジのフェロー、バークベック・カレッジの学長を務めた。
【目次】
第一部:エリートの興隆
第一章 社会諸勢力の衝突
第二章 総合中等学校の脅威
第三章 現代教育のはじまり
第四章 年功よりメリットへ
第二部:下層階級の衰微
第五章 労働者の地位
第六章 労働運動の衰退
第七章 金持ちと貧乏人
第八章 危機
解説――復刊に寄せて 執行草舟
いまこそ能力主義の本質を問おう!
『メリトクラシー』
2021年7月下旬発売予定 講談社エディトリアル刊
マイケル・ヤング 著、窪田鎮夫・山本卯一郎 訳
¥2,273(税別) 280ページ
ISBN:978-4-86-677089-5
2021.6.26
「静と動」展、7月5日より開催されます。
静のただ中にある動―――。動かぬものが動くものをなしている。
この激動するものを静となすのもまた芸術なのではないでしょうか。
生命の奔流がうちよせ、波の跡にその騒めきを聴く。
この生命の痕跡としての芸術を為す山口長男、戸嶋靖昌、石田淳一を中心に、その他未公開作品も多く展示します。
〈傾〉山口長男
〈肖像〉石田淳一
「静と動」展
会期:2021年7月5日(月)~2021年9月25日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
戸嶋靖昌記念館
(要予約 03-3511-8162)
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2021.5.25
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第11号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第11号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、“「鏡」の芸術”というテーマで、自己の姿を映す「鏡」という存在を切り口に、自らの内奥を客観的に理解させる、自己の投射としての芸術について迫っていきます。
生命そのものには芸術的価値はないのです。
生命を見て何かに写し取る力の中に芸術的感性があるのです。 -執行草舟
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第11号
2021.3.24
風の旅路展(阿部平臣生誕100年記念)4月12日より開催です。
旅とは単に物理的な距離を移動することではなく、自己の中にある「何ものか」を発見するための、内面へのアプローチでもある。今回「風の旅路」(会期:2021年4月12日~6月26日)と題し、風に誘われて旅立った芸術家たちの作品を展示。旅を通じて自己を発見していった芸術家たちの内なる声とは—―。阿部平臣の全所蔵作品や戸嶋靖昌、平野遼といったコレクションを代表する洋画家の作品を多数展示します。
またこの度、阿部平臣の生誕100年を記念して、直方谷尾美術館、田川市美術館でも「生誕100年記念 阿部平臣展」が開催されます。直方谷尾美術館(会期:2021年4月1日~5月30日)では、「知られざる思い出達」という副題で、阿部平臣の未公開資料や珍しい作品とともに作品展示。画家を多角的に知るための展示となります。
田川市美術館(会期:2021年4月8日~5月9日)では大きい展示空間を生かして、「ふるさとに根ざし、描いたもの」という副題で、油彩画の大形作品や代表作品を多く展示。画家の生涯を包括的に辿ることができます。
戸嶋靖昌記念館は、この両館共同開催の展覧会を後援。同時期に東京・麹町の執行草舟コレクション展示場でも生誕100年を記念し、阿部平臣の作品を展示します。
福岡県直方市生まれ。東京美術学校油画科卒業。東京で就学中に結核を患い、兵役を免れる。戦後、美術教師として郷里 直方で教え始める。自由美術家協会、春陽会へ作品を出品。また行動美術展では初出品にして行動新人賞等を、その後も度々行動美術会から賞を受ける。中東、ヨーロッパ、南米を周遊、ブラジル、サンパウロ、東京日本橋画廊で個展。北九州市立美術館、東京国立近代美術館にて作品が収蔵される。《家路》《牧人》《石歴》等。一般財団法人 阿部美術振興財団
※上記テーマ「風の旅路」を扱ったARTIS10号も4/1刊行予定。合わせてぜひご一読ください。
※展示期間、休館、開館日時、入館料などはそれぞれの美術館で異なります。事前に公式ホームページなどでお調べの上、お訪ね頂けましたら幸いに存じます。
〈家路〉 阿部平臣
〈風わたるグラナダ〉戸嶋靖昌
風の旅路展
会期:2021年4月12日(月)~2021年6月26日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
戸嶋靖昌記念館
(要予約 03-3511-8162)
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2021.3.24
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第10号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第10号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「風の旅路」というテーマで、「風」が芸術にもたらすものを思索します。
人間はもともと風であった。その息吹に耳を澄ませば、詩人は一篇の詩を、画家は一つの絵画を描く。我々が普段忘れている「風」を考える号となります。
執行草舟コレクションの展覧会「風の旅路展」(会期:2021年4月12日~6月26日)と合わせたテーマで、旅が芸術家にもたらした内面へのアプローチを、阿部平臣、戸嶋靖昌、平野遼といった執行草舟コレクションを代表する洋画家たちの作品と合わせて展示します。本展覧会へもぜひお運び頂けましたら幸いです。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第10号
2021.1.25
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第9号が発行されます。
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第9号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「いにしへを想う」というテーマで、原初の日本人が持つ純真の魂を感得できる芸術について、安田靫彦や会津八一の作品、さらに万葉集の歌などから紐解いていきます。
執行草舟コレクションの展覧会「遥かなる国」-いにしへを想う-展(会期:2021年2月1日~4月3日)と合わせたテーマで、日本の歴史を感じさせる作品を鑑賞していきます。本展覧会へもぜひお運び頂けましたら幸いです。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第9号
2021.1.8
「遥かなる国」—いにしへを想う― 展、2月1日(月)より開催予定です。
日本の魂の系譜としての執行草舟コレクションには、武士(もののふ)の道、和歌の切なさ、いにしへの国の大らかさ、豊かさといった、古来の日本を感じさせる作品が多く所蔵されています。今回「遥かなる国」-いにしへを想う-展と題し、いにしへを想う日本人の魂を様々な作品から探ります。展示案内にも入れている平野遼の「岡城跡」始め、安田靫彦、土門拳、神道に纏わる書他、多様な作品を展示予定です。
あと少しで秋田県立美術館にて開催中の「戸嶋靖昌-縄文の焰と闇-」展(~1/10)が終了しますが、今回の「遥かなる国」展でも戸嶋作品のいくつかを展示いたします。みなさまのご来館心よりお待ちしております。
※現在開催中の「青き砂漠へ」展は1月16日(土)に終了し、今回の新しい展示「遥かなる国」は二週間の休館後の2月1日(月)から開館となります。
※展示内容は変わることもありますので、予めご了承ください。
〈岡城跡〉 平野遼
〈花〉土門拳
「遥かなる国」—いにしへを想う― 展
会期:2021年2月1日(月)~2021年4月3日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
戸嶋靖昌記念館
(要予約 03-3511-8162)
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2020.11.26
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月誌)第8号が発行されます(12/1より)
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第8号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「星の降誕」というテーマで、人間生命、とりわけ芸術家達の生き様を星の一生になぞらえ、真の生命燃焼について考察していきます。安田靫彦の筆による星を描いた貴重な作品≪北斗≫が、巻頭を飾ります。
ARTISにご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第8号
2020.11.5
「戸嶋靖昌展-縄文の焔と闇-」が文化庁の「beyond2020 プログラム」に認証されました。
この度、秋田県立美術館で現在開催中の「戸嶋靖昌展-縄文の焔と闇-」(会期:2020年10月24-2021年1月10日)が、文化庁が統括する「beyond2020 プログラム」に認証されました。
本プログラムは政府が、2020 年以降を見据え、日本の強みである地域性豊かで多様性に富んだ文化を活かし、成熟社会にふさわしい次世代に誇れるレガシーを創り出す文化プログラムと認定した活動に対して認証されるものです。この栄誉あるプログラムに認定されましたこと、ここにお知らせいたします。
文化庁の当プログラム公式ホームページ内においても、今月内に「戸嶋靖昌展」が紹介される予定です。お楽しみに!
2020.10.24
秋田県立美術館にて「戸嶋靖昌展」-縄文の焔と闇- いよいよ開催!
秋田県立美術館にて「戸嶋靖昌展」-縄文の焔と闇-が、10月24日(土)より1月10日(日)まで開催されます。
資料を含めて総点数200点以上と、前代未聞の展示となり、過去最大級の内容となります。未公開作品も多数。焔の作品である戸嶋の若き頃の作品からスペインに渡ったあとの魂を抉られる肖像画の数々まで、戸嶋靖昌の人生、画業を知る決定版の展示となりますので、ぜひ足をお運びください。
秋田テレビによる報道も多数! 既に大きな話題となりつつある展覧会をお見逃しなく!
2020.10.12
戸嶋靖昌展―縄文の焔と闇―の CM動画ができました。
秋田県立美術館にて開催予定の「戸嶋靖昌-縄文の焔と闇-展」を紹介する、スタイリッシュかつ重厚なCM動画ができました。現在、You tube の番組の冒頭に流れていますが(検索内容によって表示されますので、必ずしも見られるとは限りません)、本記事内と、「戸嶋靖昌とは何ものか」サイト内でいつでもご覧頂けるようにしました。まるで短編映画のようなCMとともに、皆様を戸嶋靖昌展へと誘います。
2020.10.8
「青き沙漠へ」―新たなる出帆―展、多く展示替えしました。
7月13日(月)より、戸嶋靖昌記念館 常設展示場にて「青き沙漠へ」―新たなる出帆―展が始まり、お陰様で多くの方にご来館いただき誠にありがとうございます。また10月9日(金)より、各作家の代表作品はそのままに、多くの展示作品を入れ替えてさらなる大航海へと突き進みます。(出品作家はこちら)本展示は2021年1月16日(土)まで続き、改めて新しい作品をご覧いただけますので、ぜひ後半の展示にもお運びください。また、お陰様で戸嶋靖昌の作品は無事に秋田へと旅立ちました。10月24日(土)からは秋田県立美術館で戸嶋靖昌展—縄文の焔と闇—も始まります。合わせて、みなさまのご来館心よりお待ちしております。
弊館の定期刊行冊子ARTIS7号も「夜の精神」と題して、10月1日に発刊されております。無料の定期便もございますので、ご希望の方は03-3511-8162までお問い合せください。
展示替えした作品
「遠い憧れ―執行草舟の投影―」柏田忠
「青き沙漠へ」―新たなる出帆―展 展示風景
2020.9.25
2020年10月下旬、執行草舟の新刊『脱人間論』(講談社) が出版されます。
執行草舟の新刊『脱人間論』が、2020年10月下旬に¥2,300(税別予価:ISBN 978-4-06-520970-7)で、講談社より発売されます。『生くる』 『友よ』 『根源へ』に続く、現代を生きる我々人類の存在意義を根底から問う、文明論の決定版です。
行き過ぎたヒューマニズムに翻弄され、本来の人間としての躍動を失った現代人。そんな私たちには、もはや現代の「人間」観を捨て去り、「ただ独りで生き、ただ独りで死ぬ」道しか残されていない、と執行草舟は激しく警鐘を鳴らします。物質万能の苦しい時代に、もう一度「魂」を本然とする人間を取り戻すための思索に貫かれた、警世と希望の一冊です。
あらゆる角度から人間を問うた500ページを超える大著で、巻末資料、索引も完備。旧約聖書の出エジプト記ヘブライ語の原文が近未来的なデザインとして縦横無尽に装丁に施されています。第一章の扉文として引用されている『旧約聖書』「出エジプト記」2章6節「見よ、幼な子は泣いていた」の言葉もヘブライ語原文のデザインに入っています。
現代における「脱人間論」とモーセの時代の「出エジプト記」を重ね合わせて考察したその視点は、新たな人間存在へと向かうための文明論として貫かれ、執行曰く、ワグナーのライトモチーフ(示導動機)のように、うねりをもって「脱人間論」の主題が繰り返されます。
帯文:我々は今、「人間の腐蝕」という時代を生きている。肉体が人間を滅ぼしていくのを、我々は見るだろう。人間とは、魂なのだ。人間は、ただの生き物ではない。肉体が朽ちる時、人間の復活が始まるに違いない。-執行草舟
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【目次】
第一章:人間の出発
第二章:人間の証明
第三章:人間の本源
第四章:人間の歴史
第五章:人間の超克
第六章:人間の面目
第七章:人間の未来
第八章:人間の終焉
『脱人間論』で人類的問題を問う
『脱人間論』
2020年10月下旬発売予定 講談社
執行草舟 著
¥2,300(税別) 528ページ予定
ISBN:978-4-06-520970-7
各書店にて予約受付中です
2020.9.25
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月誌)第7号が発行されます(10/1より)
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第7号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「夜の精神」というテーマで、中世ヨーロッパの長い「メメント・モリ -死を想え-」の時代を象徴する精神性から、生命を真に躍動させる力である死や哀惜、悲哀とともに生きることの意味を紐解きます。
ARTISにご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第7号
2020.7.25
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月誌)第6号が発行されます(8/1より)
弊館のコレクションを様々な切り口でご紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第4号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「青き沙漠へ」というテーマで、大海へ出版し新天地を目指す航海者と、ものを創造する芸術家たちを重ね合わせて考察します。巻頭ではペリクレ・ファッツィーニの彫刻「ノアの箱舟からの出立」を紹介した「一点を追う」も収録されています。また同テーマの展覧会「青き沙漠へ」-新たなる出帆-展も好評開催中です。ぜひお立ち寄りください。
ARTISにご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第6号
2020.6.22
7/13(月)より、「青き沙漠へ」―新たなる出帆―展が開催されます
大航海時代 ――。果てしない青い沙漠の中、人は遙かなる星を見上げ、混沌の海の先にある新しい大地を信じた。「無点に非ず」と決する芸術家もまた、大航海時代を生きた先人たちと同じく、作品という新天地を創っていく。「青き沙漠へ」展では、人間として模索しながら、無から有を創造する執行草舟コレクションの芸術家たちの航路を辿ります。未公開の画家たち、八反田友則、北川健次、柏田忠、石田淳一、写真家 廣田勇介、山澤伸といった現在を生きる作家達の作品が展示されます。
※展示期間中、一部作品の掛け替えを予定しております。
〈来訪者〉部分 八反田友則
〈ジャンヌ・ダルクの幻想〉
斎藤正夫 画
「青き沙漠へ」―新たなる出帆―展
会期:2020年7月13日(月)~2021年1月16日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
戸嶋靖昌記念館
(要予約 03-3511-8162)
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2020.6.12
駐日スペイン大使館の特別プロジェクトに戸嶋靖昌が紹介されました
駐日スペイン大使館文化部の特別プロジェクト YoMeQuedo en Casa(Stay Home)のYoutubeサイトにて、日本とスペインのクリエイターを紹介する動画の一つに戸嶋靖昌が「Toshima Yasumasa y España / 戸嶋靖昌とスペイン」と題し紹介されました。
文化担当参事官ホセ・アントニオ・デオリ氏による企画・構想で、動画の前半は執行草舟が戸嶋靖昌の芸術をスペインとの関係から語り、後半は絵画作品が戸嶋靖昌の好きだった楽曲「禁じられた遊び」(ナルシソ・イエペス演奏)とともに流れます。ぜひご覧頂けましたら幸いに存じます。
YoMeQuedo en Casa(Stay Home)のYoutubeサイトはこちら
※動画一覧の19番目に掲載されています。
URL:https://youtu.be/OmXMDeDbag8
スペイン大使館のFacebook でも紹介されています。
URL:https://ja-jp.facebook.com/embespanajapon/
2020.6.1
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月誌)第5号が発行されます(6/1より)
弊館のコレクションを様々な切り口でご紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第5号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「激動するもの」というテーマで、芸術の中に表わされる「激動する」生命力について、また「不動」であることとは何かを探ります。
ARTISにご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第6号
2020.5.11
「余白の美」展、好評開催中です!(2020年4月20日~2020年7月4日)
4月20日(月)より、戸嶋靖昌記念館 常設展示場にて「余白の美」展が始まり、お陰様で大変ご好評いただいております。執行草舟コレクションより、至道無難、南天棒、安田靫彦、山岡鉄舟など余白の際立つ書画を戸嶋靖昌の洋画と組み合わせて展示、日本独自の美意識を感じさせる作品を味わえます。一方、余白を無くすことで祈りの渇望を生み出すという白隠の作品も合わせて展示、その対比をお楽しみ頂けます。(※執行草舟が「余白の美」について語るインタビューが収録された定期刊行冊子「ARTIS 第4号」についてはこちら)会期は2020年7月4日(土)まで続きますので、みなさまのご来館心よりお待ちしております。
2020.3.28
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月誌)第4号が発行されます(4/1より)
弊館のコレクションを様々な切り口でご紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第4号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「余白の美」というテーマで「もののあはれ」と西洋人的な美意識の比較や、白隠や千利休を例に挙げながら日本の深層に横たわる美に迫ります。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第4号
2020.3.14
2020年4月20日より、「余白の美」展が開催されます。
この度、戸嶋靖昌記念館(東京都千代田区麹町)にて、「余白の美」展〈2020年4月20日(月)~2020年7月4日(土)〉を開催いたします。今回の展示では、南天棒の禅書画を始め、執行草舟コレクションの中でも、日本の独特の美意識である“余白”の際立つ作品に焦点を当てます。描かれないことは描くこと、白は黒、余白の湛える深い沈黙をぜひ展示にてお楽しみください。皆様のご来館を心よりお待ちしております。 ※展示期間中、一部作品の掛け替えを予定しております。
〈棒図〉部分 中原南天棒
〈古代文字〉部分 山口長男 画
「余白の美」展
会期:2020年4月20日(月)~2020年7月4日(土) 開館 平日・土曜 11:00-18:00 /日・祝休
場所:東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内 執行草舟コレクション 展示室
戸嶋靖昌記念館
(要予約 03-3511-8162)
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2020.2.8
【大好評】「時の在る風景」展(~4/11)の会期は、残すところ2ヶ月となりました!
現在開催中の「時の在る風景」展ですが、皆様に大変ご好評を賜わりまして、誠にありがとうございます。今回新しく執行草舟コレクションとなり、初公開の福岡出身の画家 阿部平臣画伯の作品については、130号の「家路」を始め、その圧倒的な作品の迫力に驚かれたという感想が多数寄せられています。
館長の執行草舟は「家路」を初めて見た時に、縄文という古代文明を基底とし、日本神話のスサノオへと受け継がれた日本人のもつ、最も原始的で熱い精神を感じたと語っています(※執行草舟が阿部平臣の絵画について語るインタビューが収録された定期刊行冊子「ARTIS 第2号」についてはこちら)。皆さまも弊館にお越しの際は時間を超え太古に遡り、原始のエネルギーを感じてみてはいかがでしょうか。
阿部平臣(1920-2006)
福岡県直方市生まれ。東京美術学校油画家卒業。東京で就学中に結核を患い、兵役を免れる。戦後、美術教師として郷里 直方で教え始める。自由美術家協会、春陽会へ作品を出品。また行動美術展では初出品にして行動新人賞等を、その後も度々行動美術会から賞を受ける。中東、ヨーロッパ、南米を周遊、ブラジル・サンパウロ、東京日本橋画廊で個展。北九市立美術館、東京国立近代美術館にて作品が収蔵される。「家路」「牧人」「石歴」等。2020.2.1
文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月誌)第3号が発行されます(2/1より)
弊館のコレクションを様々な切り口でご紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第3号が刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「花の情熱」というテーマで「花」と形容される人間の魅力とは何か、また世阿弥を例とし日本人の「あはれ」の思想を語ります。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
ARTIS 第3号
2020.1.9
秋田県立美術館で戸嶋靖昌の個展が開催されます!(2020年10月24日~2021年1月10日)
この度、秋田県立美術館で戸嶋靖昌の個展を開催する運びとなりました。
秋田県立美術館は、安藤忠雄の設計による、建築的にもユニークな 国内外の評価の高い美術館です。藤田嗣治の作品も多く展示、中でも高さ3.5m、幅20mを越える秋田の風物を描いた巨大な壁画は常設展示されています。秋田駅から徒歩10分とアクセスも非常に便利で、今回の展示作品は150 点~200 点 を予定し、更にこの大空間に初公開の150 号クラスの大型作品も多数展示、戸嶋靖昌の個展の中でも最大規模となります。皆様のご来館を心よりお待ち申し上げます。
戸嶋靖昌個展(於 秋田県立美術館)
場所:秋田県立美術館